乙女のトリビア価格: 1,365円 レビュー評価:4.0 レビュー数:2 野ばらさんの本のなかでは異色の作品。
ミルクや原宿、香水など、乙女なら知っておきたいトキメクお話が、いろいろと書いてあって、これはおすすめだなあと。
文化的というか、東京の歴史というかを、乙女初心者向けに、丁寧に解説。
雑誌に連載していたからか、時代時代を切り取る感じが、
まさにトリビアで、わかりやすく説明されている。
野ばらさん初心者がどれから読もうか迷ったら、これからスタートするのがいいかも。
これを読んで、小説に入ると、小説の根底に流れる、野ばらイズムがすんな |
ヴィヴィアンの楽しいドミノ編み価格: 1,365円 レビュー評価:4.5 レビュー数:5 これまでにも他の北欧のテクニックの本で紹介されてきたドミノ編み。
この本は、ドミノ編みに特化していて、基本の編み方から応用まで、とてもわかりやすくて楽しい本です。
いわゆるモチーフつなぎのテクニックの一つなのでしょうが、とっても奥深くておもしろい!
まさに「楽しいドミノ編み」の世界に触れる一冊です。
各種バッグもすてきでしたが、私は、スイートカラーのマーガレットにとても惹かれました♪ |
ヴィヴィアン・リー (文春文庫 (309‐5))価格: 612円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 「スカーレット・オハラを演じる女優を捜すために
デイヴィッド・O・セルズニックは五万ドルの費用と2年半の月日を費やした。
それでも、「風と共に去りぬ」の撮影は、
一九三八年のよく晴れた、冷たい十二月のゆうべ、
七台のテクニカラー・カメラが待機している彼の撮影所で、
主演女優がきまらないまま開始された」
これが書き出し。
優れた文体と描写と取材と構成によって、
世界的に著名な女優となたひとりの女性の生涯を描いた物語は、
このようによどみなく、ひきしまった形で流 |